ぼくのご主人様!?
シリーズ第1作
吉朗が恋する相手は、2年前隣町に越してしまった幼なじみの麻琴。
麻琴を狙う魔の手から彼女を救おうとした吉朗は、神社の階段から落ちてしまう。
そして目覚めた彼の胸には盛り上がりが。部屋にはメイドのコスチュームが。
「なんで俺が、Eカップのメイドさんになってんだよ!?」
戸惑う吉朗の前に現れたのは、麻琴にそっくりな、だけど男の子のご主人様。
吉朗の身に一体何が起こったのか? 恋の行方はどうなる!?
ぼくのご主人様!? 2
シリーズ第2作
事件から1ヶ月経った佐倉邸に、顧問弁護士の息子・薫が持ち込んだのはあの神社の鍵。
開かれた社殿の中で、この世界には存在するはずのない算額を発見した千広――
「こちらでは、和算は生まれなかったはずなのに……」
一方、千広の写し身である千尋は、二つの世界を繋ぐ神社を避け、東大生として暮らしていた。
千広の前に現れた新しいメイド・諒子。三年の間、千尋を支えた親友の諒悟。
千広は元の世界に戻れるのか、千尋はそれを望むのか? そして新たな人間関係の行方は?
ぼくのご主人様!? 3
シリーズ第3作
年末のパーティーに向けて大わらわの佐倉邸に、
代理の執事として呼ばれた東金の甥・雅成は、どこか様子がおかしくて……?
忙しさを増す日常の中で、吉香は千広の残していった言葉に想いを揺らがせていた。
『それが君自身の手でなかったとしても?』
あちらの世界で過ごした幸せな一日――吉香はあちらの世界への未練をかき立てられる。
千広の言葉の真意とは? 吉香の手は再び幸せを掴めるのか?
ぼくのご主人様!? 4
シリーズ第4作
シリーズ初の中編&短編集
「栄光はキミに輝く」 文化祭の出し物は「メイド喫茶」!? その企画担当に吉朗が抜擢されるが……。
「オトメの秘密~ときめきの謎~」 メイド頭の千尋を見るたび、何故か春生の胸はときめいて……?
「オトメの秘密~ふくらみの謎~」 吉香の胸がふくらんだ理由とは!? 春生はその謎を解明できるのか!?
「ポートレート――笑顔の向こう側」 真琴の昔なじみ・旭が、吉香にモデルを頼んだことでとんでもない事態に!?
ぼくのご主人様!? 5
シリーズ第5作
石段の取り壊しを10日後に控え、それぞれ思いにふける吉朗、麻琴、千広を突然の地震が襲う。
目が覚めたとき、吉朗の目の前にあったのは
ボリュームを増した柔らかな胸と、意識のない真琴、そして――
「石段が、なくなってる……!?」
世界を繋ぐ石段が二つとも失われたら、もう元には戻れない……!?
10日という限られた時間の中で、吉朗たちは再び愛しい人の手を掴むことができるのか?